通訳案内士になろう! 目標は、TOEIC840点!
第二回 TOEICにまつわる疑問に答える
今日は、大イカ対MBAです。
今回は、TOEICに関連してよく耳にする疑問や批判に答えていきます。
TOEICと聞くと、何となく胡散臭いような気がする方に、是非読んでいただきたい内容になっています。
第一回目で、私はTOEICについては何も興味が無いと書きました。今後受ける予定もありませんし、前回受けた時も苦痛でしかなかったし。
とは言え、世間の人がTOEICについて、かなり誤った認識をされていると思いますので、ここで少し正していきましょう。
TOEICにまつわる批判でよく聞くのが主に下の二つ:
1.TOEICは、ほんの少し準備するだけで大幅に点数が上がってしまう。
2.TOEICの点数が良い人でも、英語力がないと思われる人が結構多い。
まず、今回は最初の疑問に答えましょう。
これはTOEICを数回受験された方は、皆さん実感されることで、人によっては短期間に相当の点数の変動があるゆえに、その有効性に疑いの目を向ける方もおられるようです。
ですが、それは誤りで、どんなテストであっても、下準備無しで挑むのとある程度準備して臨むのでは大きな差が出来て当然です。また、TOEICについては、過去問や解説書、はたまたTOEICに特化した教室の類まであるのですから、それらを利用すれば、短い間にある程度点数を上げることは普通に可能なはずです。
それでは、変動が起きている場合、どの時点で(或いはどの点数が)自分の英語力を(そこそこ)正確に反映していると考えるべきか、これは、何回か受けてみて、「これ以上は特別な努力でもしないかぎり上がらない」状態になった時です。人によってはそれが700点かもしれませんし、また人によってはそれが900点の場合もあるでしょう。ここでは点数が何点かは問題ではなく、点数が安定することが重要です。
また、人によっては周囲と自分を比較して、どうも周りは苦労しているようだけど、自分は結構楽に必要な点数を取ることが出来た、と少々戸惑う方もいるかもしれません。これはあくまでTOEICという狭い世界の話ですので、それで実践的な英語力が備わったかどうかは全く別の話です。
さて、第一回にも書きましたが、TOEICなんて必要な点数だけ取れば、それで充分ですので、本当に英語力をあげる必要がある人や、仕事をする上でもっと勉強する必要がある人は、効率よく最低限の点数を取って次のステージに進みましょう。
次の回では、二つ目の批判、TOEICの点数が良い人でも、英語力がないと思われる人が結構多い、に答えていきたいと思います。