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2016年08月08日 21:25

genetically modified

PBS NewsHour2016/08/06)は、ジカ熱対策として、フロリダで遺伝子組み換え蚊が登場する見込みである事を伝えています。


今日のキーワードは、genetically modified「遺伝子組み換えの」

The food and drug administration has approved a controversial plan to release genetically modified mosquitoes in the Florida Keys to fight against the spread of ZIKA.

Under the plan, biotech firm Oxitech would release male mosquitoes modified with synthetic DNA. These modified mosquitoes are the same species as the ones spreading ZIKA, but when they mate, their offspring die before reaching adulthood.

The genetically modified mosquitoes are not be launched until after the November election, local official will hold a non-binding vote on the proposal.


FDAは、フロリダキーズにおけるジカ熱対策として、遺伝子組み替え蚊を放出する計画に対して、認可を与えた。
計画によると、バイオ企業Oxitechが遺伝子を組み換えた蚊を放出するとのこと。この遺伝子組み換え蚊は、種としては、ジカ熱を媒介する蚊と同じなのだが、交配して子供が出来ても、その子が成虫前に死んでしまうと言う。

この遺伝子組み換え蚊は、11月の選挙前には実施されない予定、この計画に対して地方政府による拘束力の無い投票が予定されている。」
the food and drug administration
、(略称FDA)は、「アメリカ食品医薬品局」
controversial
は、「物議を醸す」
mate
は、「交尾する」
non-binding
は、「強制力のない、拘束力のない」


何となくSFチックですが、遺伝子組み換えってこんな事も出来るのですね。計画通り進むと、ジカ熱を媒介する蚊の数は次第に減って、最後は雄だけになり、全滅すると言う恐ろしいシナリオになっています。

是非、アマミノクロウサギを襲うマングースに頭を悩ます奄美大島にも遺伝子組み換えマングースの導入を検討いただきたいものです。そすると、自然の雌と交尾して成獣にならないうちに全部死んでしまい、直に絶滅!なんてシナリオが描けそうです。もっとも、あまり大量に放したら、交尾する前にクロウサギを襲いそうで、そのあたりのさじ加減が難しいですね。


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