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2016年07月20日 08:28

due diligence

ABC This Week(2016/07/17)は、トルコ政府が主張するイスラム教指導者のクーデター関与について、正当な証拠を提示すれば、米国は引き渡しに協力すると言うケリー国務長官の発言を伝えています。

今日のキーワードは、due diligence 「適切な判断」

We've always said, look, if you have evidence of X, Y or Z, please present to us. Turkey is a friend, Turkey is an ally, Turkey is an important coalition partner in the fight against ISIL, and we'll do our due diligence within our legal process.

「常々言ってる通りです。何らかの証拠があるならそれを提示してくれと。トルコは友好国であり、ISと戦う大事な同盟国です。我々は、法的な手続き沿って適切な判断を下します。」

allyは、「同盟国」

coalition partner は、「連立の相手、連合国」

due diligence(デューデリジェンス)は、日本語では、資産価値の適正評価やM&Aに際して行なわれる企業に対する精査という意味で使われることがほとんどだと思いますが、ここではより広範な意味での「評価、配慮」という意味で使われています。証拠があるなら協力は惜しまない、証拠が無い単なる申し入れには応える事はできないというスタンスですね。

渦中のイスラム教指導者グレン師は、関与を全否定しているため、トルコが明白な証拠を提出しないかぎり、引き渡しは実現しそうにありません。

トルコは、グレン師以外にも亡命した兵士の引き渡しをギリシャ政府に求めているようです。クーデター自体は、未遂に終わりましたが、まだまだ落ち着かない政情が続きそうです。

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