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2014年12月29日 22:34

responsible conclusion 

NHK World Radio Japan(12/29/2014)は、オバマ大統領が、2001年から13年にわたって続いたアフガニスタンでの多国籍軍の戦闘任務が今年末をもって終了することを受けて声明を出したと伝えています。

今日のキーワードは、 responsible conclusion(責任ある終結)

President Barack Obama says in a statement that the longest war in American history is coming to what we call a “responsible conclusion.”

「オバマ大統領は、声明を出し「米国の歴史上最長の戦争が“責任ある終結”を迎えようとしている。」と述べた」

what we call は、「いわゆる」  使用例: That's what we call a strategic alliance. (それって、いわゆる戦略的提携ってやつだね)  

responsibleは、「責任がある、責任を負うべき」

responsible conclusionを「責任ある終結」としましたが、これは日経電子版の見出しをそのままパクったもの、ことによると他のメディアでは、他の訳語があたえられているかもしれません。 というのも、「責任ある終結」だけじゃあ、どういう意味なのか良くわからないじゃないですか。 これは、アフガニスタンが相変わらず危険な地域であり、USは戦闘任務は終了するが、来年も当初の予定より多くの支援部隊がとどまり、復興の手助け(アフガン治安部隊の訓練等)をすることをさして言っているらしい。 

NHK World Radio Japanは、13年間の戦闘任務での多国籍軍の犠牲者の数が3,400人以上に登ると伝えています。 他のメディアでは、米軍の犠牲者の数が2,200人以上だとしています。 イラク戦争の時と違い、自衛隊を派遣しなかった日本人の犠牲者は勿論ゼロ。 それ自体は喜ばしい事に違いありませんが、西側諸国の一員として日本は十分な責任を果たしているのかどうか、いつも疑問に感じます。

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