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第一回 MBAでもたまに聞かれる「ところでTOEICの点数は?」

2016年06月29日 20:34

今日は、大イカ対MBAです。

これから数回に分けて、「英語学習の不滅の真理」と題してコラムを書いていきます。

 

まずはじめに自己紹介から。

 

コードネームは、「大イカ対MBA」。由来については、こちらを参照してください。

けったいなネームですが、私の好きな村上春樹さんに貰ったものですので、取り敢えず大切にしています。

2015年に出た、「村上さんのところ」でもメールに返答していただきましたので、電子ブック版をお持ちの方は確認してみてください。

 

さて、まず最初に言いたいのは、私は決してTOEICマニアではありません。というより、TOEICに対して、何の興味もありません(このサイトをご覧になっているほとんどの人と同じように)。

ただし、必要にかられて人生で何回か受けました。最後に受けたのは今から10年以上前で、点数は925だったように記憶しています。何故受けたかというと、受験結果を会社に提出して、当時会社帰りに通っていたベルリッツの授業料を(7割だったかな)会社負担にしてもらうため。

 

日曜の中心の時間帯を潰されるのが苦痛でたまらず、リーディングセクションでは持ち時間の半分以下の時間でざっくり書いて帰ろうと思い、「すみません、帰っていいですか?」と近くの監督官の女性に聞いたら、ビックリされて「えっ、体調が悪いのですか?」と聞かれたので、素直に、「いえ、もう終わったんで」と答えたのが失敗でした。

 

こういう場合には、「体調が悪くて、これ以上続けられない。」といかにも体調が悪そうに顔をしかめて悔しそうに答えるのが正解ですので、今後TOEICを受ける機会がある方は覚えておくと良いでしょう。

 

これは個人的な感覚ですが、アメリカ(に限らず英語圏の大学院を卒業している人がTOEICを普通に受ければ、900点以下ということはまずないと思います。なので、少し偉そうに聞こえたかもしれませんが、決して皮肉や嫌味で書いたわけではありません。

 

さて、ここまで読んでくださった方に、私から伝えたいことを書きます。

 

TOEICを受ける必要が有る方はたくさんおられると思いますが、効率的にTOEIC対策の勉強して、とっとと必要な点数を取りましょう。その上で、英語力を付けたい方や、学習する必要がある方はTOEICに縛られない勉強に取り組んでください。

 

世の中には、高得点を既に得ているにも関わらず毎回TOEICを受けているマニアの方もいるようですが、個人的には理解不能です。勿論他人のすることに口を出す気はないですが、そういう人って例えてみれば、特定のイントラのコリオでしか楽しめないフィットネス(エアロビクスやステップエクササイズ)好きみたいなものです。
スタジオに行くとたまにこの手の人はいますが、かなりレベルの高い人たちです。相当マニアックな(或いは単純に難しい)コリオじゃないと満足できないみたいな。それに比べるとTOEICを受け続ける人は、毎回同じインストラクターの初心者向けのクラスに出て完璧なコリオができることに満足しているような、言ってみれば変態ですね。

 

みなさんは変態にはならずに、TOEICはさくさく卒業し、必要があれば他のテスト(例えば英検1級とか国連英検)にチャレンジしていただきたいと思います。

 

さて、今回のコラムのタイトルにも書いたのですが。

 

就職(転職)活動とかしていると、いわゆるヘッドハンターという人に聞かれるのですよ「すみませんが、TOEICの点数は」って。しかたないから「んー。900はあったけど」というとそれで満足されるようです。不思議ですね、何を知りたかったのだろう。

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