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constitutional right

2016年06月29日 15:04

ABC This Week(2016/06/26)は、搭乗拒否リストに乗るような人物がガンを持つことを規制するのは賛成だが、米国憲法が保証する権利である銃器をもつ権利を永久に剥奪することには反対だと言うミッチ・マコーネル上院議員・共和党院内総務の意見を伝えています。

今日のキーワードは、 constitutional right 「憲法上の権利」 
We agree that terrorists shouldn't have weapons. We agree that if you're on the lists, you should not be immediately able to purchase a firearm. We all agree on that.
The problem is, we have a difference of opinion about a permanent blocking of the ability to exercise a constitutional right. Whether people like it or not, there is a constitutional right in our country to own and possess a firearm. So, we had a disagreement as to the point.

「テロリストが武器を持てなくすること、搭乗拒否リストに乗るような人物が銃器を買えなくすること、これについては、我々は合意しています。
問題は、憲法上の権利の行使を永久に剥奪することについてなのです。好むと好まざるとにかかわらず、武器を所持することは憲法上の権利です。その点で我々は合意できないのです。」

listは、「リスト」、ですが、ここでは、no-fly list「搭乗拒否リスト」の意味で使われています。
firearmは、「銃器、ガン」
constitutionは、「憲法」

Mitch McConnell氏、ドナルド・トランプ氏に関する質問には、のらりくらりとかわしていましたが、銃規制に関することには随分ハッキリと発言しています。銃規制に関する議論は、ほとんどの日本人には理解し難いものがあるのではないでしょうか。かく言う私も全く理解できません。不思議なのは、政治家以外の知識人(例えばこの番組のGeorge Stephanopoulosをはじめとするアンカーパーソン)があまりこの点について立場を明確にしていないように見えることです。そのため、議論を聞いいていてもアンカーが銃規制に賛成なのか反対なのかどうも判然とせず、追求がぬるいように感じてしまいます。

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