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stockpile

2015年03月17日 22:09

CNN Student News(2015/03/17)は、アメリカ国内で、化学兵器の廃棄処理が進められている様子について伝えています。

今日のキーワードは、stockpile「備蓄 」

Chemical weapons like mustard gas or nerve agents are named for the toxic chemicals they carry. They can cause death, permanent damage or temporary disability to people or animals.
Their use in warfare was outlawed in 1925, though they have been used since then. Some nations have developed chemical weapons as a threat or a deterrent to attacks.
During the cold war, the U.S. and Soviet Union built up massive stockpiles of chemical weapons.

「マスタードガスや神経ガスは、その毒性から化学兵器と呼ばれ、人や動物に甚大な被害をもたらすことが可能です。戦場においての化学兵器の使用は、1925年に禁止されましたが、その後も使われ続けています。国によっては、脅迫用、或いは、抑止力として開発してきました。冷戦時代には、米ソが大量の化学兵器を備蓄しました。」

warfareは、「戦争行為、武力衝突」

deterrentは、「抑止力」

the Cold Warは、「冷戦(1945年-1989年)の時代」

ちょっと古いところでは、イラクのフセイン大統領によるクルド人弾圧のため化学兵器の使用や、最近ではシリアのアサド大統領による反体制派への使用などが有名ですが、米ソが近年まで競って化学兵器を備蓄していたとは私は知りませんでした。

作ってしまった以上は、使うか、使わずに備蓄し続けるか、廃棄処理をするかの三択ですから、この3つの中では最も望ましい方向に進んでいることを喜ぶべきなのかもしれません。アメリカ議会ではイランとの核協議で大騒ぎしているようですので、この手の話はニュースとしての注目度は低いと思います。そこを敢えて取り上げるところが、Student Newsらしくて良いですね。

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