2015年02月02日 22:41
ABC This Week(02/01/2015)は、Super Bowlが行われるアリゾナ州グレンデールのフェニックス大学スタジアムの警備が如何に厳重かを伝えています。
今日のキーワードは、 undercover (覆面捜査官)
Everything tracked by surveillance cameras feeding into this command center. Undercover officers posing as fans among the crowds, SWAT teams nearby.
「監視カメラの映像は全て指令センターに送られ、覆面警察官がファンの間に紛れ、特殊部隊も近くで待機しています。」
surveillance camera は、「監視カメラ」
command centerは、 「(軍事用語の)司令部、指令センター」
poseは、「ふりをする、見せ掛ける」
SWAT teams は、「特別機動隊、特殊部隊」
今日の Super Bowlに関しては特に脅迫等があったわけではありませんが、全てのフットボールファンは、麻薬探知犬と放射線検出器の出迎えを受け、全ての手荷物はハンバーガー一個に至るまでX線でスキャンされるとしています。勿論、「やり過ぎでは?」という意見もありますが、今や多くの人が集まるイベントではどこもこの程度の警戒は必要なのかもしれません。当然上空は、怪しい無人機が近寄れば直ちに撃ち落す準備がされている模様です。
唯一の不安は、アメリカで猛威を振るっている「はしか」だったようで、この点に関しては警備担当者も歯切れがよくなかったですね。
2015年02月01日 22:11
PBS News Hour(01/31/2015)は、日本人ジャーナリストがイスラム国に殺害された事件に関連して、イスラム国によるビデオが公開された時点で既に手遅れなのではと伝えています。
今日のキーワードは、break down(話し合い・交渉などが失敗に終わる、決裂する)
Once the negotiations become public, once someone appears in one of these videos, that seems to mean the negotiations have broken down.
「交渉が公になり、この手のビデオが出た時点で、交渉は失敗に終わっているようだ。」
become publicは、「公になる、世間に知れ渡る」
negotiationは、「交渉、折衝」
PBS News Hourは、身代金が支払われて国外に脱出できた人質達に関しては、この手のビデオが作成されたことはなく、ビデオに出た人達は全て残念な結果に終わったとしています。一説によると、日本は米英に比べて与し易く、身代金も支払われるだろうと当初テロリスト達は考えていたのでは、とも言われていますが、実は最初から最後まで彼らのシナリオ通り進んでいたのかもしれません、非常に残念なことですが。
2015年01月31日 22:11
ABC World News Tonight(01/30/2015)は、カリフォルニアとアリゾナの一部ではしかが流行していること、様々な理由で予防接種を受けていない人がいること、1000人に一人の割合で死に至るほど重篤になることなどを伝えています。
今日のキーワードは、eradicate(~を全滅させる、絶滅させる)
Measles, on of the most contagious diseases and it was thought the illness had been eradicated in the U.S. 15 years ago.
「はしかは、最も感染力の強い伝染病の一つであり、アメリカでは15年前に絶滅したと考えられている。」
measles は、「 はしか、麻疹 」
contagious は、「伝染性の、伝染力の強い」
ABC World News Tonightによると、感染者がいた部屋に2時間後に入った人が感染するほど強力だそうで、今週末のスーパーボールで何万人もの人が集うスタジアムに感染者が来ないよう警戒を呼びかけているとのことです。 私の世代だと、はしかなんか普通に罹った気がするけど、今はだいぶ様相が違うようですね。
2015年01月30日 19:06
Anderson Cooper 360(01/29/2015)は、イスラム国による人質事件に関連して、ヨルダン政府が未だ死刑囚を移送していないこと、期限が過ぎてから10時間経過した今も特に新しい情報がどこからも発表されていないことなどを伝えています。
今日のキーワードは、bode(~の前兆となる、~の前触れとなる)
The fact that there's been no proof of life about the Jordanian pilot bodes pretty badly this all turn out.
「ヨルダン軍パイロットが、生きているという証拠がないことが、非常に悪い結果を予兆しているかもしれない。 」
proof of life は、「生存の証し」 no proof of life で、「生存を確認できる証拠が無い」
prettyは、「(副詞)かなり、非常に」
turn out は、「 ~になる、~の結果となる」
上の発言はAC360によく出てくる、元政府関係者のものですから、CNN或いは番組の見解ではなくあくまで個人的なものです。 とは言え、パイロットについては、長い間全く生存が確認されていないため、悲観的な観方にならざるを得ないという感じでしょうか。 今回の事件についてAC360は、イスラム国のpropaganda victory(宣伝戦の勝利)、或いは、propaganda coup(宣伝工作によるクーデター)として、日本やヨルダンその他の国が振り回され続け、全てがイスラム国主導で進んでいるとしています。 何とももどかしいですね。
2015年01月29日 22:45
CNN Student News(01/29/2015)は、パリのテロ攻撃後のパレードでは、全く目立たなかったアメリカがサウジアラビアの新国王の即位に関しては有名どころが揃って駆けつけているとその扱いの違いについて伝えています。
今日のキーワードは、 who's who(紳士録、人名録)
After the White House failed to have a high-profile presence following the terror attacks in Paris. By contrast, the President`s Saudi delegation was a Washington who's who.
「ホワイトハウスは、パリでのテロ攻撃の際は全く存在感を示せなかったが、サウジへは、大物がこぞってやってきた。」
high-profile は、「目立った、人目を引く」
delegation は、「代表団、派遣団」
Washington は、「米国政府」
CNN Student Newsは、インド訪問を切り上げてサウジに向かったオバマ大統領だけではなく、現職前職、与野党を取り混ぜて大物政治家がサウジアラビアに参集したと伝えています。 やはり世界最大の石油輸出国の威光は凄まじいですね。
サウジアラビアは人権問題に関してはかなり悪名高い国の一つであり、最近もサウジ政府に批判的な発言をしたブロガーに鞭打ち1,000発!プラス禁錮20年という判決が下されて大きな人権問題として注目されましたが、この件については大統領はサウジで一切触れず、言わばスルーした事を、CNN Student Newsはしっかり伝えています。
こういう姿勢良いですね、やはり報道機関はこうでなければと思います。
2015年01月28日 22:39
PBS News Hour(01/27/2015)は、アメリカの東海岸~中西部にかけて猛威を振るった冬の嵐について伝えています。
今日のキーワードは、nor’easter (ノーイースター、アメリカ合衆国北東部やカナダの大西洋沿岸を襲う、発達した温帯低気圧による嵐)
Despite dire forecasts, New York City was largely spared the brunt of this nor’easter, getting less than a foot of snow, rather than a record tally.
「厳しい天気予報に反して、ニューヨーク市の大部分は、ノーイースターの直撃を受けずに済み、記録的な雪どころか、30センチ未満の積雪であった。」
dire は、「悲惨な、恐ろしい」
bruntは、「衝撃 、 大きな重荷」
foot は、「1フィート(約30センチ)」 a foot of snow で、「30センチの積雪」
tallyは、「勘定、計算票、投票集計」
先週末からのnor’easterの直撃を受け、USの報道各社は気象関連のニュースを連日流しています。ブリザード(Blizzard)は、厳密な定義があるらしく、実際に使われるほど頻発しないらしい(それだけ、Blizzardはとんでもない嵐だということ)ですが、nor’easterは厳密な定義が無いせいか、割と気軽に使われているようです。尤も私が愛用している英辞郎Proに出てこないように割りと新しい言葉みたいですね。
今回のnor’easterに関しては、ニューヨーク州始めいくつかの州で非常事態宣言が出されたのですが、予報より北に進路をとったせいか、一部の州では警報は空振りに終わり、気象予報士がお詫びしたり、州知事がそれをかばう発言をしたりと、それはそれで大変だったようです。
2015年01月27日 22:56
PBS News Hour(01/26/2015)は、オバマ大統領が新たにアラスカの広大な土地を野生動物保護のため立入禁止とし、石油や天然ガスの開発を禁じたことが、地元と軋轢を生んでいると伝えています。
今日のキーワードは、 pristine (原始の、初期の、文明などに汚されていない )
The president’s argument is that this is a pristine area, that there are very rare species of animal life there, it’s a fragile piece of land that needs to be protected.
「大統領の主張は、ここは希少動物が生息する手付かずの自然が残る地域であり、保護が必要な脆弱な土地だということです」
pristine area は、「手付かずの自然が残る地域」
rare species of animals は、「希少動物」
fragile は、「壊れやすい、危うい」
PBS News Hourは、大統領の意見に反対する地元選出の上議員の意見も伝えています。 要は、既に広大な土地が保護区域に指定されている、これ以上、アラスカで資源開発を禁止してどうするんだ、地元経済とエネルギー産業にとって大打撃だということらしいです。 まあ、いかにもRepublican らしい意見ですね。
しかし、オバマさんは凄いですね、大統領の任期の最後の2年間に歴史に名を残すため、誰もが様々な施策を打ち出すとは言いますが、まるで今までとは人が変わったように攻勢に出ているように見えます。 個人的には、キューバとの国交正常化とグアンタナモの閉鎖は実現して欲しいですね。
2015年01月26日 22:37
ABC This Week(01/25/2015)は、イスラム国が日本人ジャーナリストの解放の条件として、テロリストの釈放を要求している件につき、見通しを伝えています。
今日のキーワードは、make a deal with( ~と取引する )
Counterterror experts say it's highly unlikely that Jordan would make a deal with ISIS to free the al Qaeda suicide bomber for either the Japanese journalist or the Jordan pilot that ISIS has also captured .
「対テロ政策の専門家によると、ヨルダンが、日本人ジャーナリスト或いは、ISISに捕虜として捉まっている自国のパイロットと引き換えに自爆テロ犯を釈放するような取引をする可能性は極めて低いとの事です。」
counterterror は、「対テロ政策」
highly unlikely は、「全くありそうにない、可能性が極めて低い」
suicide bomberは、「自爆テロ犯」 suicide bomb terrorismは、「自爆テロ」
capture は、「~を捕らえる、捕獲する」
昨日のブログより見通しが暗目ですが、メディアが違うので見解も異なると言うことでしょうか。 ヨルダンからすると、ヨルダン軍のパイロットならともかく、日本人ジャーナリストとの交換となるとある意味とばっちりでしょうから何とも難しい状況のようです。
2015年01月25日 22:42
NHK World Radio Japan(01/25/2015)は、イスラム国が日本人二人の身柄を拘束し身代金を要求した事件で、イスラム国が、要求を身代金からテロリストとの交換に変更した件について、日本とヨルダンで協議をはじめたと伝えています。
今日のキーワードは、 convicted (有罪判決を受けた)
Jordanians may oppose the idea of releasing a convicted terrorist to free Goto. But some people told NHK they can accept her release if the pilot can be freed as well.
「ヨルダンとしては、後藤さんと引き換えにテロリストを釈放することに反対かもしれません。 しかし、捕虜として捉えられたヨルダン人パイロットと同時であれば、受け入れられるのではという人もいます。」
convict は、「~に有罪を宣告する」
as wellは、「おまけに、その上」
NHK World Radio Japan は、二人の日本人のうち一人がexecute(処刑)され、残る後藤さんの解放については身代金ではなく、爆弾テロの容疑でヨルダンで服役中の女性テロリストとの交換に条件が変わったと伝えています。 日本とヨルダンの両政府は協力している模様ですが、詳細については伝わってきません。 何とも落ち着かない日々が続きます。
2015年01月24日 22:22
Erin Burnett OutFront(01/23/2015)は、二人の日本人男性同様、イスラム国に拘束されているアメリカ人女性援助活動家の家族の苦悩について伝えています。
今日のキーワードは、 desperately (必死に、死に物狂いになって)
These discussions are also taking place tonight in United States. Where the parents of a young American aid worker are desperately trying to free their daughter held hostage by ISIS.
「同様の議論はアメリカでも起きています。 若いアメリカ人援助活動家の両親は、イスラム国に拘束された彼等の娘の開放に向けて必死の努力を続けています。」
aid worker は、「援助活動家、救援隊員」
hostage は、「人質」
hold someone hostageで、「(人)を人質に取る」
報道各社は、イスラム国に拘束されている日本人二人の続報について、72時間のイスラム国が設定した期限を過ぎているが大きな変化が見られない事、日本政府が懸命な努力を続けているらしいことを伝えています。 Erin Burnett OutFrontは、氏名が明らかにされていないアメリカ人の人質がいるとして、両親に身代金の要求が届いていること、アメリカ政府の身代金要求には一切応じない姿勢を改めて報じるとともに、両親の気持ちを思えば、堪えられない状況にあるとしています。
日本では、日本人を人質に取った意義について様々な分析がされているようですが、US各社は、経済的に苦境にあるイスラム国が単純に金のために脅迫しているものと報道している例が多いようです。