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2015年01月13日 22:24

synagogue

ABC World News Tonight(01/12/2015)は、フランス国内で10,000人もの兵士が内なる敵に備えて動員されることを伝えています

今日のキーワードは、synagogue(ユダヤ教の礼拝堂)

By tomorrow, 10,000 soldiers would be on patrol throughout France guarding against the next attack, nearly half of those troops orderd to protect synagogues and jewish schools.

「明日までに、フランス全土で1万人の兵士が次の攻撃への備えとして展開され、そのうち約半数はシナゴーグとユダヤ系の学校の警備に当たる予定だ。」

on patrolは、「 パトロール中で、哨戒中で 」  policeman on patrolで、「パトロール中の警官」

今日のABC World News Tonightは、フランスの週刊紙銃撃事件の続報、墜落したアジアエアからブラックボックスが回収されたニュースなどを大きく取り上げていますが、それ以上にカレッジフットボールの試合が重要だったようで、アンカーDavid Muirのバックには最初から最後までオハイオ州立大とオレゴン大のカレッジフットボール全米チャンピオン決定戦の舞台となるアーリントンのAT&Tスタジアムの試合前の様子が映っていました。

だから、ニュースはどれも緊迫感のある重要なものであったにもかかわらず、何だか緊張感の無い放送でしたね。 まあ、確かにテロリストに備えて兵士が展開する話より、大学王座決定戦でカレッジフットボールの花型プレーヤー達が華麗なプレイを展開する方が絵的に綺麗ですからね、って納得して良いことなのかな?

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2015年01月12日 22:29

sleeper

ABC This Week(01/11/2015)は、フランスで起きたテロ事件に関連して、エリック・ホルダー米司法長官に同様なことがアメリカ国内で起こる危険性についてインタビューしています。

今日のキーワードは、sleeper(作戦を実行するまで普通の市民として暮らしている工作員、テロリスト)

We have no credible information to indicate there's an "ongoing threat" to the American homeland activated here in France in regard to sleeper cells.

「米政府は、今のところ米本土で、 今回フランスで潜伏工作員達が起こした悲惨な事件のような進行中の脅威があるという情報は把握していません。」

credible は、「信じられる、信用できる」。

ongoing は、「継続している、現在進行中の」

homelandは、「母国、祖国、本土」

sleeper cellsは、「長期間一般市民のように生活し時が来ると活動するスパイの基礎組織、特に、米国内外で潜伏しているアルカイダ組織 」

ホルダー司法長官は、この他、事件の捜査が進行中であるとして、背後にあるテロ組織の特定等に対する憶測も極力避けて発言しています。 難しいのは差し迫った具体的な危機は無くても、潜在的な危険は常に付きまとうわけで、これはもう現代社会が避けて通れないものでしょう。 特にアメリカでは、今回使用された程度のmagazineは簡単に調達できるでしょうから、一度事件が起こると規模が大きくなりがちですしね。 a matter of timeにならないことを祈るのみです。

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2015年01月11日 22:04

on edge

PBS News Hour(01/10/2015)は、フランスの週刊紙銃撃事件など一連のテロ事件後のパリ市内の雰囲気と市民の表情を伝えています。

今日のキーワードは、on edge( 緊張状態で、 ピリピリして )

I mean, obviously, there is a sense that there are these killers that could come at any time and it puts people really very much on edge.

「このような殺人事件は、これから先いつでも起こりうるだろうと言う感覚が人々に緊張を強いています。」

on edgeには、「端っこに、縁に」という意味で使われる場合もありますが、ここでは「緊張して、緊迫した」という意味です。 

以前、NHK BSで放送されたStudent Newsで通訳が、「ミズーリ州ファーガソンの街は崖っぷちに立たされています」と誤訳したことがありました。 ここも、今回と同じ「街が緊迫した雰囲気に包まれている」が正しい。 気をつけて聞いていると、 Student News(NHK BS)に限らず誤訳って結構あります。 TV放送だからと鵜呑みにしないで、常に自分で判断する必要がありますね。 

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2015年01月09日 22:53

at large

Anderson Cooper 360(01/08/2015)は、昨日に続き、1時間全てパリの風刺週刊紙シャルリエブド襲撃関連のニュースについて伝えています。

今日のキーワードは、at large ( 逃亡中で、 野放しで)

France' minister announces that nine people have been detained so far in the wake of Wednesday's attack, but the two brothers are still at large.

「大臣は水曜日の襲撃に関連して9人を拘束したと発表したが、容疑者兄弟は未だ逃亡中です。 」

detainは、「拘束する、勾留する、引き留める」

in the wake ofは、「~にすぐ続いて、~の後を追って、~の結果」

at largeは、上記以外に「全体としての、一般の」という意味もある

フランスにとって、この半世紀で最大の社会的な事件と言われたシャルリエブドへのテロ攻撃は、どのメディアもトップで取り上げていますが、中でもAC360は昨日に引き続き、今日もこのニュース一色でした。 少し前まで、これまた一色だったエアアジアの事故はすっかりどこかに行ってしまったようです。 まあ、言論と報道の自由に対する暴力はCNNが真っ先に取り上げなければならないテーマでしょうからここまでは想定の範囲内、ここから AC360という番組がこの事件をどう展開するかが問題ですね。 私は、表現の自由を標榜するのは個人の自由だと思うのですが、今回の事件について言えばジャーナリストではない人達(ビルの警備員や警察官)まで巻き添えにする可能性があり、そこまで自由度が自分に与えられていると考えるのは、いささか傲慢なのではないかと思います。 

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2015年01月08日 22:00

in revenge for

CNN Student News(01/08/2015)は、イスラム過激派が、風刺漫画を発行する出版社を急襲し、死者と負傷者が多数でたことを伝えています。

今日のキーワードは、in revenge for( ~の仕返しに )

French official says the gunmen who attacked magazine employees yesterday, said they did it in revenge for the Prophet Muhammad.

「フランス当局は、出版社を襲った殺し屋たちは、預言者モハンマドに対する復讐をしたと語ったと発表した。」

revengeは、「復讐する、リベンジする」 そのまま日本語で使えます。

gunmanは、「銃を使った殺し屋 」これもそのまま日本語で通じますね。

Prophet Muhammadは、「 預言者マホメット、イスラム教開祖 」

CNN Student Newsは、風刺週刊紙シャルリエブドがイスラム過激派の銃撃を受け、死者12人、負傷者11人の national day of mourning ( 国を挙げて喪に服する日 )になったと伝えています。 CNNの記者は、 シャルリエブド(USではほとんど知られていない)はUSで言えば、 "The Daily Show" か "The Onion"に相当すると伝えていますが、これでも私にはチンプンカンプンです。 日本だとなんでしょうね? 恐らく近い存在が無いのではないでしょうか。 

シャルリエブドは宗教に限らず、政治家でも有名人でも風刺と笑いの対象にするため、よく物議を醸す週刊誌だとしています。 そして、これは言論と出版の自由に対する冒涜であると。 勿論大量殺戮が正当化されないのは明らかですが、個人的には宗教それも開祖を風刺の対象にすることには賛成できません。 やっても自由かもしれませんが、する意味が判らないし、報復は覚悟しないといけないでしょう。 個人崇拝の国の将軍様をパロっちゃうのは、まあ有りかなあと思うけどね。

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2015年01月07日 22:43

inherit stance

NHK World Radio Japan(01/07/2015)は、アメリカ政府筋が出した、安部首相が発表を予定している声明に関しての強い関心を伝えています。

今日のキーワードは、 inherit stance(立場を継承する)

US government officials say they would like to see the new statement inherit the stance of past cabinet including 1995 statement by then prime minister Tomiichi Murayama who expressed deep remorse and heartfelt apology for Japan's colonial rule and wartime aggression. 

「アメリカ政府は、安部首相が過去の内閣の談話を継承することを望んでいる。 95年当時首相だった村山富一氏は、日本の植民地支配と武力侵略について、深い後悔と心からの謝罪を表明した。」

remorseは、「自責の念、深い後悔」

heartfelt apologyは、「心からのお詫び」

colonial ruleは、「植民地支配」

aggression は、「(他国への)武力侵略」

引用が長くなるので省きましたが、村山元首相と並んで河野洋平自民党総裁(当時)の従軍慰安婦(comfort woman)に関する談話についてもinheritするよう求めています。 US政府の主張の正当性はともかく、こういう事って大っぴらに言うものかしら? 残念ながら、日米の関係があまりよくないか、日本が信頼されてないか、はたまたその両方か、のどれかでしょうね。

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2015年01月06日 22:31

get-there-itis

Erin Burnett OutFront(01/05/2015)は、昨年の12月28日に、インドネシアのスラバヤ離陸後消息を絶ったエアアジア8501便の件に関連して、航空機のパイロットたちは、悪条件のもとでもスケジュールをキープするようプレッシャーを感じて仕事をしていると伝えています。

今日のキーワードは、 get-there-itis(どんなに危険な天候でも目的地に着こうとするパイロットの決意)

Is it very common for pilots to feel that they must go even in bad weather? Yes. And that's why they're reported in the United States. We call it, by the way, get there-itis.
「パイロットにとって悪天候の中でも飛ぼうと思うのは普通でしょうか? その通り、USでも報告されてますよ。 私達はこれを、パイロット魂と呼んでいます。」

get thereは、「そこに着く、目的を達成する」

-itisは、「(接尾語)~熱、~狂、~病」 televisionitisで、「テレビ狂い」  loseritisで、「負け犬根性」

get-there-itisは、プロのパイロットが悪天候の中でもスケジュール通りに飛ばなければならないと感じるプレッシャーのこと。

Erin Burnett OutFront は、エアアジア8501便は、フライトレコーダーがまだ発見・回収されていないため、事故原因の詳細は不明としていますが、悪天候が影響した可能性とパイロットが感じるプレッシャーについて伝えています。 このパイロット達のある意味勇気(?)については、アジア系特に韓国系エアラインが抜けて凄いと以前読んだ記憶がありますが、今日の放送によれば特にアジア系に限ったことではないようですね。

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2015年01月05日 22:37

take over

PBS News Hour(01/04/2015)は、凶弾に倒れたNY市警の葬儀に際し、元市長のRudy Giuliani が、現ニューヨーク市長のBill de Blasioを批判している模様を伝えています。

今日のキーワードは、take over(土地や地域を併合する、占領する)

The mayor did not properly police the protests. He allowed the protesters to take over the streets. He allowed them to hurt police officers, to commit crimes, and he didn’t arrest them

「市長は、抗議行動を適正に取り締まらなかった。 彼は、抗議参加者が道路を占拠し、警察官に対して暴力を振るい、犯罪を犯すことを許したんです。 そして、彼等を逮捕しなかったんです。」

policeは、「(動詞)警察として取り締まる、治安維持する」

take overは、様々な意味があり、「乗っ取る」或いは「引き継ぐ」が良く使われますが、ここでは「場所を占拠する」

Rudy Giulianiは、デモ隊、特に警察への不信を露わにしたプラカードを掲げたデモ参加者に対する取り締まりが適切でなかったことが、今回の犯罪を引き起こしたのだと決めつけているようです。 勿論これには賛否両論があるのですが、NY市警関係者の中には少なからず同調する人がいるようです。 

 以前にもこのブログで書きました が、Bill de Blasio市長の発言に(あまりに真実であるという)問題があったにせよ、ことさら彼を攻撃する人達の目的は一体何なのでしょうね。 もっと大事な本当にアドレスするべき問題から話題を逸らすのが真意なのでしょうか? まさかとは思うけど、彼等の言っていることは良く言えばちょっとずれてる、悪く言えば取り敢えず誰かを悪者にしているだけ、としか思えません。 

精神病歴がある人が銃をもつ権利を憲法が認めている国ですから、この程度の事件は今までも起きてきたし、これからも起きるでしょう。 そして、警察官が標的になることもこれまで通り起こるでしょう。 私は基本的には、アメリカという国(と人)が好きで良い面もあると思うのですが、どうにもならないくらい嫌悪感を感じる人達が結構います。 まあ、私の個人的な嗜好は放っておくとしても、この手の連中に対して社会がいささか寛容過ぎる気がしますね。

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2015年01月04日 21:03

No Child Left Behind

PBS News Hour(01/03/2015)は、今週再開するアメリカ連邦議会では、共和党が George W. Bush 大統領時代に成立した「落ちこぼれ防止法」を改定する法案を出す模様だと伝えています。

今日のキーワードは、No Child Left Behind(落ちこぼれ防止法)

Republican leaders have promised they will initiate legislation, and one of their first efforts may be to roll back parts of No Child Left Behind, the education law passed under President George W. Bush.

「共和党首脳は、George W. Bush時代に成立した「落ちこぼれ防止法」を改定する法案に着手することを明言した。」

Republicanは、「共和党員」   Democratは、「民主党員」

legislationは、「立法行為、法律」

roll backは、「後退する(させる) 」

left behind は、「置き去りにする」。 

No Child Left Behind になると、 「落ちこぼれ防止法」になる。 2002年に制定された教育法。 他の学科より読み書きと数学に重点が置かれている。

PBS News Hourは、制定後12年経過したNo Child Left Behindに対する批判として、この法律が要求するstandardized test(共通テスト)に対する負荷が重く、一部の州では、共通テスト対策に授業が偏重しすぎており、テスト以外の教科が手薄になっているなど、弊害が目立つと伝えています。 何故こんなことが起きるかというと、学校として成績が向上しないと制裁措置が発動するらしいのですが、その内容には、PBSは触れていないため具体的にどのような制裁(sanction)があるかは判りません。 日本でも最近似たような話、無かったかな。 そりゃ、制裁されると知ってたら誰だってその対策に奔走するだろうなあって思うけどね。

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2015年01月03日 22:15

sanction

PBS News Hour(01/02/2015)は、オバマ大統領が、北朝鮮がSony Picturesに対して行ったサイバーアタックへの報復措置としてあらたな制裁を発表したことを伝えています。

今日のキーワードは、sanction(人・国などに対する法的な制裁 )

President Obama announced fresh sanctions on North Korea today, in response to its cyber-attack against Sony Pictures Entertainment.

「オバマ大統領は、今日、北朝鮮に対する新たな制裁を発表した。 これは Sony Pictures へのサイバー攻撃への対抗措置である。」

fresh は、「新たな」

in response to  は、「応えて、応じて 」

cyber-attack は、「サイバー(テロ)攻撃」

今回の制裁は、 executive order(大統領の(行政)命令、議会の承認を要せずに発する命令で法律と同じ効果を持つ) として発令されたもので、北朝鮮が関与を全否定しているにもかかわらず手早く実行されたあたりに、大統領の本気度を感じさせます。 以前このブログでも紹介したように、 Sony Pictures が公開取りやめを発表した際にはSonyを名指しで批判していたくらいですから、文字通り一企業ではなくアメリカ全体に対する攻撃と位置づけているようです。 と考えれば、判らないでもないですが、これって日本の拉致被害者を巡る諸問題とかに悪影響を及ぼしたりしないんでしょうか。 無傷ではいられない気がしますね。

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