2014年12月23日 23:18
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- 更新頻度:月1回
- Transcript:有り
- 学習時間の目安:20~30分
- 英語のレベル(TOEICスコア):~750
- お勧め度:★★
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TOEIC presntsと謳いながら、「English Upgrader+はTOEICの出題内容とは関係ありません。日々の英語学習にお役立て下さい。」とホームページで告知している位置づけが良くわからないPodcast。
2014年12月現在、5th seriesまで出ているのでストックは結構あります。
本文以外の部分のナレーションにやたら出てくるムダな効果音が耳障りで、個人的にはあまりお薦めしません。 唯一聞く価値があるとすれば、最近のTOEICの話題の傾向が数十年前とは様変わりしていることを知るには良いPodcastかもしれないという程度。
2014年12月23日 22:08
PBS News Hour(12/22/2014)は、ニューヨークの二人の警察官がパトロール中に、犯罪歴や病歴がある黒人に射殺された事件につき、関係者の意見を紹介しています。
今日のキーワードは、 about(賛成して、支持して)
We are going in peace, and anyone who’s standing with us, we want you to not use Eric Garner’s name for violence, because we are not about that.
「私達は平和的に行っています。 私達を支持する人達がEric Garnerの事件を口実に、暴力に訴えることはやめて欲しい。 私達は、暴力には反対の立場です。」
in peaceは、「平和に、静かに」
stand withは、「支持する」
aboutには、様々な意味がありますが、ここでは 「賛成して、支持して」を意味します。
PBS News Hourは、ニューヨーク市長のBill de Blasioが多方面から批判を浴びて、窮地に陥っていると伝えています。 確かに、Eric Garnerをチョークホールドした警察官が不起訴になった際に発した 「自分の息子(市長夫人が黒人なため彼には白人と黒人の間のbiracialの息子がいる)に、警察官と出会った時には気をつけろと言ってるんだ」という彼の発言は公人としては不適格かもしれません(真実だからね)。
個人的には以前このブログで紹介した(チョークホールドをtake downと言い張った)Patrick Lynchの態度の方が遥かに暴力を誘発していると思うけど。
2014年12月20日 23:55
Anderson Cooper 360(12/19/2014)は、ハッカーの脅しに屈して映画の公開を取りやめたことについて、オバマ大統領が、名指しでSonyを批判したことと、その批判に対する Sony EntertainmentのCEO Michael Lynton氏の反論について伝えています。
今日のキーワードは、 single out(選び出す)
I think they made a mistake. 「彼等(Sony)は間違いを犯したと思う」
It's not often that a president singles out a company or a person, for that matter, or really speaks this bluntly.
「大統領が一企業あるいは一個人を名指しで言うこと、ここまではっきりと批判することは稀だ。」
for that matterは、「さらに言えば」
bluntlyは、「 はっきりと、露骨に、あからさまに」
Michael Lynton氏は、大統領だけでなく業界人を含むほぼ全員がSonyの決断に批判的であることは、「surprised」だと語っています。
私の感覚からすると、あれだけ脅され、かつSony関係者だけではなく、映画を見に行った人に対する脅迫もあるのだから公開を中止してもそんなものかなと思うのですが、批判的な人達の見解は、「表現の自由」に対する脅しに、こんなに簡単に屈して良いのだろうか?そんな訳ないだろう!って事らしいです。
たしかにそう言われてみると、Sonyが一企業というよりアメリカという国の表現の自由を守るという覚悟があったのかというと、無かったのだろうなぁ、とちょっと残念な気がしますね。
2014年12月20日 02:59
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- 更新頻度:月1回
- Transcript:有り
- 学習時間の目安:40~60分
- 英語のレベル(TOEICスコア):~650
- お勧め度:★★★★★
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公益財団法人 日本英語検定協会(英検)が提供する公式Podcast。
以前紹介した、めざせ1級! 英語上級者への道~Listen and Speak Ⅲの2級版。
タイトルは、めざせ2級!になっていますが、内容的には準2級と2級を目指す人向け、というのも、めざせ1級!と同じです。 めざせ1級!はちょっと難しいと言う方は、まずはここから。
プログラム全体の時間は長いのですが、英語の本文、エクササイズ、日本語による丁寧な解説に加え、シャドウイングのパートも含んでのものですのでやってみて苦になることはないでしょう。 シャドウイングは、めざせ1級!にも出てくるように英検では、これを一つのメソッドとして位置づけているようです。
めざせ1級!でも書きましたが、王道の教材だと思います。
2014年12月19日 23:50
Anderson Cooper 360(12/18/2014)は、Sonyが、ハッカーの脅しに屈して予定していた映画の公開を取りやめたことに関して、会社としての姿勢に疑問を呈しています。
今日のキーワードは、capitulate (降参する 、降伏する、黙って従う)
Sony pictures is not the United States government. Nevertheless, I think just to be blunt, I mean, Sony caved. I mean, Sony capitulated to the demands of whoever was behind this.
「Sony picturesは米政府でないですが。 Sonyは、脅しに屈したんですよ。 誰だかもよく判らない奴の要求に屈したわけですよね。 」
to be bluntは、「率直に言えば、ハッキリ言っちゃうと」。
caveは、「屈服する、降参する 」
この日の放送では、ハッキングが北朝鮮当局によるのは、様々な形跡から確実であること、ハッカーはシスアドのパスワードのハッキングに成功したためシステム内部の全ての情報にアクセス可能だったこと、流出したデータの総ボリュームが100テラバイトにも上ることを明らかにしています。
また、映画の公開を取りやめたことが、今後の情報流出の拡散防止につながるのか、全く不透明であると締めくくっています。
2014年12月19日 00:20
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- 更新頻度:毎日
- Transcript:有り
- 学習時間の目安:10分~60分
- 英語のレベル(TOEICスコア):750~840
- お勧め度:★★★★★
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USの公共放送サービス(Public Broadcasting Service、略称:PBS)のニュース番組のPodcast。 NHKのBS1でも一部(30分弱)が放送されています。 Podcastは音声のみですが、Webサイトに行くと、Videoも見ることが出来ます。 全エピソードを見ると50分以上になるので興味を持てそうなもの幾つかに絞るといいでしょう。
このPodcastが優れているのは、Podcast の配信はもとよりWebへのVideoとTranscriptのアップが早いことで、時間的に都合が付く人は、Podcast或いはWeb上で一通り聞いた後、NHK BS1で(日本語の副音声で)内容を確認する事も可能です。
二人の女性アンカー、Judy WoodruffとGwen Ifillの話し方に落ち着きがあり、CNNのアンカー達が俗に言う機関銃型なのに比べると、日本のアナウンサーに近いように感じますね(英語が聞き取りやすいかどうかはまた別の話ですが)。
2014年12月18日 21:12
PBS News Hour(12/17/2014)は、外部からシステムに侵入され機密情報流出に揺れるSony Picturesが、高名な弁護士を雇入れ防戦にでたと伝えています。
今日のキーワードは、 high-profile(注目を浴びる、目立った)
Sony has fought back in one way, hiring high-profile lawyer David Boies, who, in a letter on Sunday, warned news organizations not to publish details from the leaked files, as they contain — quote — “stolen information.”
「ソニーは、著名弁護士であるDavid Boies氏を雇い、ニュース通信各社が流出した情報-それは盗まれたものなので-に関する報道をしないよう文書で警告した。」
fight backは、「反撃する、抵抗する」
in one wayは、「 ある意味では、多少は」
high-profileの反対は、low-profile 「低姿勢の、控えめな」です。
某全体主義国家の将軍様をパロった映画を作ったら、システムをハッキングされて壊滅的な打撃を受ける(それも業界最大手であるSonyが)なんて俄には信じられない話です。
セキュリティが甘かったと言えばそれまでかも知れませんが、国家主導(?)の標的型攻撃からどうやったら身を守れるのか、闇が深すぎる気がします。
2014年12月17日 21:51
PBS News Hour(12/16/2014)は、ロシア中央銀行が政策金利を17%にあげた件につきレポートしています。
今日のキーワードは、come across as(印象を与える、 ~に見える)
I think they were trying to signal, but I think, in fact, it’s come across as some degree of desperation.
「ロシア中央銀行は市場に良いシグナルを送ろうとしているのだと思います。 しかし、これだといささかヤケクソになっているのではないかと思いますね。」
some degree of は、「 ある程度の~、幾分かの~ 」
desperation は、「自暴自棄、やけくそ、絶望」
通貨の価値が極端な下落傾向にある時、政府と中央銀行はどう対処すれば良いか、マクロ経済が苦手な私には皆目見当がつきませんが、それでもいきなり金利を6.5%も上げたらお金が国外に逃げていき、ろくでもない事が起こりそうな気はします。 石油価格の動向とともに、これから目が離せないニュースになりそうです。
ルーブルの価値下落については、今日どこのメディアも伝えていましたが、NHKだけが、depreciation(減価償却、貨幣価値の下落)というやや難しい単語を使っていました。 他のメディアは(CNN、ABC、PBS等)普通にdrop、plunge、lose value等を使っていて、depreciationと言っていたメディアは無かったように思います。
2014年12月16日 18:59
CNN Student News(12/15/2014)は、週末の日本での解散総選挙について、国民の関心は低く投票率は低調だったものの、安倍政権が圧勝したために、今後4年間の経済の舵取りを任されたのだとレポートしています。
今日のキーワードは、snap election(解散総選挙)
Even though when election wasn`t required until 2016, Japan`s leader has the authority to hold snap elections earlier.
「2016年まで選挙する必要はないのだが、日本の総理には衆議院を解散する権利がある」
general electionは、「総選挙」ですが、これに衆議院の解散~総選挙となると、 snap election或いは snap general electionになります。
snapには様々な意味がありますがここでは、「即座の、手軽な」という意味の形容詞。 snapshot(スナップ写真)と同じ用法です。
日本では衆議院の解散は総理大臣の特権として、それなりの重みをもつ行為のはずですが、今回の解散総選挙は何だか良くわからない本当に白けた選挙でした。 携帯で気軽に撮る写メ並みのお手軽解散総選挙という意味では、snap electionという響きが妙にしっくりきますね。
2014年12月15日 21:03
Anderson Cooper 360(12/10/2014)は、大韓航空の当時の副社長が自社機のサービスをとがめて搭乗口に引き返させた問題について、RidicuListのコーナーで結構厳しめに伝えています。 残念ながら、AC360 Podcast(video)には入ってなかったので、CNNのURLをご紹介します。
https://ac360.blogs.cnn.com/2014/12/10/ridiculist-the-nutty-airline-executive/?hpt=ac_mid
今日のキーワードは、 make up(話をでっち上げる、作り話をする)
She was served macadamia nuts in a bag instead of on a plate. I'm serious. I'm not making this up.
「彼女が激怒した理由は、マカダミアナッツが皿ではなく袋ごと出てきたこと。 まじめに言ってます。 嘘じゃないよ。」
make upは、日本語のメーキャップ、化粧するという意味もありますが、ここでは「話をでっち上げる」。
You're making this up! は、「でっち上げだ!」 Don't make things up!で、「作り話はやめろ!」になります。 日常会話で使えそうですね。
このニュースのタイトルは、The ‘nutty’ airline executive 勿論これは、マカダミアナッツのnutと、nutty「気が狂った、いかれた 」をかけたものです。 日本経済新聞には、特に注釈もなく普通に、“「ナッツリターン」とも呼ばれ話題になった。”っ書いてあったけど、これだと意味がわからない人が結構いたでしょうね。