通訳案内士になろう!            目標は、TOEIC840点!


ブログ

2015年05月28日 22:10

ordain

Erin Burnett Outfront2015/05/26)は、イラクやシリアで攻勢を強めるISISが、イラン軍よりはるかに高いモチベーションを持っていると伝えています。

今日のキーワードは、 ordain 任命する、運命づけられる

ISIS will not prevail here because they don't have a message over the course of years that will resonate with the population. That said, in the interim, over the next weeks, months, years, you have to look at one fact. Insurgents who are motivated by religion, that is not by money, not by ethnicity, but by a belief that they are ordained by God to win are going to conduct suicide bombings. They will not leave the battlefield until they're dead. If you want to look side by side at an army that is motivated by a sense of nationalism, by a paycheck, as the Colonel said by leadership, versus an insurgency that is ISIS that's motivated by a believes that they're being spoken to by God, it's hard for me to tell you that somebody has a greater will than an ISIS fighter who says I'm not going home because if I sacrifice myself, I go straight to heaven.

ISISは、ここで勝つことはないだろうね。人々の間で、共感を得ているわけでもないし。とは言え、当面は、ある事実に直面するだろう。信仰によるモチベーションは、金や民族によるものより強く、神に命じられたという思いは、勝つためには自爆テロも辞さないことを。彼らは、死ぬまで戦場を去ることはない。ナショナリズムや給料がモチベーションの軍隊と比べると、ISISは、神によって導かれたという思いがあり、彼らより強い意志をもつ軍隊は私は知らない。彼らは、家に帰る気が無いのだ。ここで死ねば、そのまま天国に行くと思っているから。」

prevailは、「優勢である、勝利を得る」

resonate withは、「~に反響する、~に間で共感を得る」

that saidは、「とは言うものの」

in the interimは、「当面の間」

insurgentは、「反乱者、暴徒」

ethnicityは、「民族性」

suicide bombingは、「自爆テロ」

イラク軍が、各国の支援を得ているにも関わらず、重要な都市である、 Ramadiからあっさり撤退したことにつき、アメリカのメディアは、やる気が不足しているんじゃないかという、政府高官の疑念の思いを相次いで報じていますが、そもそもテロリストと国の正規軍では、モチベーションが違うだろうという言うのが、今日紹介した、CIA元高官の見解です。

でもってISISに勝つために取りうる戦術は唯一つ、地上軍を投入し、ある程度の犠牲は覚悟の上で、拠点を死守することなのだそうです。どんなに、軍備や財政に差があっても、それが戦争というものなのでしょう。こういう話題が普通に出てくるアメリカのニュースを聞いた後、日本の集団自衛権に関する報道を見ると彼我の違いに驚かされます。日本は少し、平和過ぎる気がします。

—————

2015年05月27日 22:41

prom

Anderson Cooper 360(2015/05/26)は、アメリカを襲った、大雨と洪水のため犠牲になった人達の様子を伝えています。

今日のキーワードは、prom「(高校などの)プロム。学年末に正装して行うダンスパーティー」

And as we said, despite the best efforts of a lot of emergency crews, the force of nature was simply too much in some places. And you saw in Rosa Flores' reporting Alissa Ramirez lost her life, just a couple miles from her home in Devine, Texas returning from the prom when the floodwaters overtook her car. She was able to call 911. She was able to call her dad but nobody could get to her in time. She was the homecoming queen and student body president, yearbook editor. Her future could not have been brighter.

「お伝えした通り、緊急対策チームの懸命の努力にも関わらず、自然の力はそれを凌ぐものでした。Alissa Ramirezは、プロムからの帰り、Devineの自宅から数キロのところで、車が洪水に飲まれて亡くなったのです。彼女は、911できたし、父親に助けを呼ぶ事もできたのですが、誰も彼女のことを救えなかった。Alissaは、ホームカミングクイーンであり、全学生の代表を努め、年鑑の編集者でもありました。これ以上ないほど、輝かしい将来があったのです。」

floodwatersは、「洪水」

homecomingは、「ホームカミング」年に一度行われる教職員と卒業生を招待して行う行事。通例9月または10月に行われ、フットボールやバスケットボールなどの他校との対抗試合、祝宴、マーチング・バンドが先導するパレード、ホームカミング・クイーンやキングの投票による選出と「戴冠式」などが行われる。
student bodyは、「全学生」

yearbookは、「年鑑、卒業アルバム」

定期スレと言っていいくらい、アメリカでは竜巻と洪水のニュースが多いのですが、温暖化の影響でしょうか、その規模と数が明らかに増大しているといいます。今回の洪水も、街全体が水につかり、車に乗ったまま、水の攻撃を受けて亡くなった人の数が相当数いた模様です。

AC360は、こういう時、亡くなった人の家族や友人に故人の思い出を語らせることが多いのですが、日本のニュース番組ではあまり見かけない光景です。個人的には、無名の人の話題をされてもあまり興味持てないことが多く、大概はスキップしてしまいます。

—————

2015年05月26日 22:13

serviceman

CNN Student News2015/05/26)は、Memorial Day戦没者追悼記念日) の伝統について伝えています。

今日のキーワードは、 serviceman 「軍人」

It`s a three-day weekend -- the unofficial start to summer, a time for family get-togethers and road trips. But there`s a solemn aspect to Memorial Day that distinguishes it from the Fourth of July and other U.S. holidays. It`s a day of remembrance for all American servicemen and women who gave their lives in conflict.

The nation`s president takes part in a wreath-laying ceremony at the Tomb of the Unknowns. And families gather at Arlington National Cemetery in tribute and memory of their lost loved ones, a decade`s old tradition called Flags In is when the 3rd U.S. Infantry Regiment places flags at the grave sites.

「先週末は、非公式な夏の始まりであり、家族が集って旅行に行く三日間でした。しかし、Memorial Dayには、他の祝祭日とは違う厳粛な面もあるのです。それは、全ての戦死したアメリカ軍人を思う日です。大統領は、無名戦士の墓で行われた、式典に参加し、多くの家族はアーリントン国立墓地に集いました。Flags Inは、第3歩兵連隊が墓に旗を立てる伝統ある催しです。

Memorial Day は、「戦没者追悼記念日」 アメリカの祝日。530日または5月の最終月曜日。

solemn は、「厳粛な」

remembranceは、「記憶、追悼」

Tomb of the Unknownsは、「無名戦士の墓」

Infantry Regimentは、「歩兵連隊」

Memorial Dayは、元々は南北戦争の戦死者を追悼する日でしたが、今ではあらゆる戦争で戦死した米軍兵士を追悼する祝日になっています。靖国神社が、元々は、幕末から明治維新にかけての内戦で死亡した新政府軍の軍人を追悼する神社だったのが、今では、あらゆる戦争で戦死した日本の軍人を追悼する神社になったのと同じようなものでしょうか。

それにしては、日本には戦死した兵士を追悼する祝日がありません。あんなにたくさん国民の祝日があるのに。

第二次世界大戦で敗れたせいでしょうか、ちょっと残念ですね。

—————

2015年05月25日 22:52

draw a red line

ABC This Week(2015/05/24)は、イラクとシリアで攻勢を強めるISISに対して、アメリカが、何をするべきかにつき、下院外交委員会Thornberry長官の意見 を伝えています。

今日のキーワードは、 draw a red line 超えてはならない一線を引く

So, what do we do about it? Number one, we don't wait until they get it before we take action that seriously degrades and destroys ISIS. Secondly, we keep pushing at their finances to lower the amount of money they have. But the other thing we've got to do is improve our intelligence capability. We, I think, know less today than we knew five or six years ago about what terrorists around the world are doing for a variety of reasons, but the key way to know what they're doing, to prevent them from getting a nuclear, chemical, biological weapon is to augment our intelligence capability and then you've got to act. You can't draw red lines that you don't follow up on.

「では、何をすべきかですが。まず、我々は待たないこと。ISIS無力化に向けて、全力をつくす事。次に、彼らの財政を弱体化させること。しかし、最も大事なことは、諜報能力を上げることだろう。我々は、数年前との比較でも今のテロリストに関する情報を知らないでいるのです。テロリスト達が、大量破壊兵器を入手しないよう我々は諜報能力を向上させないといけない。そしてそれには、ここまでで良いなどという境界線も無いのです。」

intelligence capabilityは、「諜報能力」

nuclear, chemical, biological weaponは、「核・生物・化学兵器、所謂大量破壊兵器」

augmentは、「増やす、増強する」

follow up onは、「徹底的に追求する」

Thornberry長官は、ISISが近い将来核兵器を入手する見通しがあるか、という質問については、それを裏付ける証拠はないとしています。しかし、もし彼らが核兵器を入手可能だとしたら、間違いなく、買い入れ、何の躊躇もなく使用するだろうと語っています。

そんなことが起きないように、今のうちに徹底的にやっつけようというのが彼の主張です。相手が、普通の思考を持たないテロリスト集団なので、私もこの考えに賛成です。そうしないと、広島、長崎に続く人類史上3回めの核兵器の使用を招くことになると思います。

—————

2015年05月22日 22:29

unsinkable aircraft carrier

CNN Student News2015/05/22)は、複数の国が領有権を主張する南シナ海の小さな島に、中国が建設を進めている軍事施設について伝えています。

今日のキーワードは、 unsinkable aircraft carrier 「不沈空母」

What used to be the fiery cross reef now has early warning radar and airport tower, and a runway long enough to handle every aircraft in the Chinese military. Some are calling it China`s unsinkable aircraft carrier.
These videos of the islands taken from the PA`s advanced surveillance cameras never before declassified. In a sign of just how valuable China views them, the new islands are already well protected.

「激しい論争の対象であったサンゴ礁は、今や早期警戒用レーダーと管制塔の島になっている。その滑走路は、中国軍が所有する全ての軍用機が使用可能であり、不沈空母とも呼ばれている。

監視カメラがとらえた映像が、初めて公開された。これを見ると、中国がこの人工島をどれほど、手厚く防御しているかが明らかだ。」

early warning radarは、「早期警戒用レーダー」

airport towerは、「管制塔」

runwayは、「滑走路」

surveillanceは、「監視、偵察」

declassifyは、「機密扱いを解除する」

CNNは、この人工島について、見た目完璧に軍事施設であり、中国は、物凄い勢いで、文字通り不眠不休で埋め立てに邁進していると伝えています。国際的な批判なんて、この国には何も関係ないようです。怖いですね。

—————

2015年05月21日 22:09

status quo

Erin Burnett Outfront2015/05/20)は、南シナ海で攻勢を強める中国が、アメリカと軍事的に衝突する危険性について伝えています。

今日のキーワードは、 status quo 「現状(維持)」

I saw a study recently of all the times in history when a rising power, in this case China, comes up against a status quo power, in this case the United States. Seventy percent of the times in history, the result has been war. So only 30 percent of the time has it been worked out.

「最近の研究では、新興勢力(今回の場合中国)が、現状維持を目指す大国(同じくUS)と対峙する場合、70%は戦争になるのです。言い換えれば、30%しか、戦争を回避出来なかったのです。」

come up againstは、「直面する、ぶつかる」

work outは、「解決する、丸く収める」

status quoは、ラテン語で「現状維持」を意味しますが、ニュースでは頻繁に聞く言葉です。一番、使われるのは、尖閣諸島を巡る報道で、中国が日本固有の領土である尖閣諸島に対して、領海侵犯を繰り返しているのに対し、日本は status quoを主張している、という具合に使います。

中国の軍事的攻勢が、新たな戦争に繋がるだろうという主張は、最近よく耳にします。上で取り上げたのはCIAの元高官の発言ですが、彼に限らず、戦争は避けられないと言い切る人もいますね。言い替えると、人類は戦争以外に、利害関係を解決する術を生み出せていないということなのでしょう。平和な日本にいると忘れてしまいがちですが、今でも世界中至るところで、戦争や内戦が繰り広げられています。非常に残念なことですが。

—————

2015年05月20日 22:58

drive hunting

NHK World Radio Japan2015/05/20)は、日本の追い込み漁によるイルカの捕獲が国際的な批判を浴びている事を伝えています。

今日のキーワードは、 drive hunting「追い込み漁」

The World Association of Zoos and Aquariums suspended the Japanese body's membership last month, saying Japanese facilities obtain dolphins in a way that runs counter to international ethical rules.
Japanese fishermen catch dolphins by a method called drive hunting in Taiji Town, Wakayama Prefecture.
The world body says the method is cruel, and threatened expulsion unless Japan presents measures by Thursday to address the issue.

「世界動物園水族館協会は、日本の水族館が国際的な倫理規定に反する方法でイルカを捕獲しているとして、日本の会員資格を停止した。

日本の和歌山県太地町では、追い込み漁と呼ばれる方法でイルカを捕獲している。

WAZAは、追い込み漁は残忍であり、日本が木曜日までにこの問題について取り組みを示さなければ、除名すると警告していた。」

bodyは、「集団、組織」

in a way は、「ある意味」

run counter to は、「反する、背く」

cruelは、「残酷な、酷い」

expulsionは、「除籍、除名」

私自身は、イルカを食べたこと無いし、おそらくはこの先も食べることはないと思いますが、イルカに付け何に付け、食べるという行為は長年にわたって民族が伝えてきた食文化だと思うので、悪いことだとは思いません。

今回のWAZAの決定も、感情的な部分が大きいのではと推察していますが、国際機関の決定なので、従わざるを得ないという感じでしょうか。

日本動物園水族館協会(JAZA)が、入手方法を変更することによって、WAZAからの除名を免れたと同時に、追い込み漁とそれに関係する食文化を否定するものではないという声明を出したことは、大事な事だと思います。

—————

2015年05月19日 22:56

rally

PBS News Hour2015/05/17)は、那覇市で、翁長知事らが出席して米軍の移転計画に反対する大規模な集会が開かれた事を伝えています。

今日のキーワードは、 rally 「大規模集会」

In Japan, about 35,000 people rallied today at a ballpark in Naha, demanding that The U.S. Not only scrap plans to relocate its existing airbase in okinawa, but get rid of it altogether. Today's demonstration is the latest development in a nearly two-decades long fight between resident on one side, and the U.S. And Japanese governments on the other.

More than half of the 47,000 U.S. Troop in Japan are stationed in Okinawa. Okinawa's governor joined in the protests today, but Japan's prime minister continues to push for the new base to be built.

「日本では、35,000人が参加する大集会が野球場で開かれ、米軍基地の移転のみならず、全面撤退を求めた。今日のデモは、20年にも及ぶ住民と日米政府の対立を示す最新の出来事と言える。

47,000人の日本駐留米軍のうち、沖縄には半分以上が駐留している。沖縄県知事も、今日の集会に参加した。しかし、日本の首相が、移転を進める方針に変化はない。」

ballparkは、「野球場」

get rid ofは、「一掃する」

PBSの報道は、単に事実を伝えるのみで論評は無かったため、このニュースがUS国内でどう受け止められたかについては、まったくわかりません。

個人的には、まあ色々と問題はあるものの、日本が一人の戦死者も出さずに戦後、経済的繁栄を享受できたのは、米軍のお陰という側面もあるので、米軍が沖縄にあるのは致し方ないのではないかと思います、沖縄に住んでいない部外者の戯言かもしれませんが。

—————

2015年05月18日 22:34

hand-to-hand fighting

ABC This Week(2015/05/17)は、米特殊部隊が、シリア国内で敢行した奇襲作戦について伝えています。

今日のキーワードは、 hand-to-hand fighting 「至近距離での闘い」

We really did want to capture him, there's no question about that. He could have given us a lot of information about their whole financial structure, about all their oil smuggling.

But fate would have otherwise. On the ground at Sayyaf's house, a fierce firefight. ISIS fighters defending the building, using women and children as human shields, the Pentagon says.

At times, the combat so close, commandos using their training in hand-to-hand fighting.

「我々は、彼(ISIS幹部Abu Sayyaf を生きて拘束したかったのです。石油の密輸に関わる情報など、彼等の金の出入りが分かる期待があったのです。

しかし、そうはならなかった。激しい銃撃戦が繰り広げられ、ISISの兵士は、女性や子供を人間の盾として、抵抗してきました。

時に、至近距離でのどつきあいになったのです。」

could have givenは、仮定法過去。もたらすはずだった(実際は死んでしまったのでそうならなかった)。

smuggleは、「密輸する」

on the groundは、「現場で」

firefightは、「銃撃戦」

human shieldsは、「人間の盾」

at timesは、「時に」

hand-to-handは、「至近距離で」

この奇襲作戦で、米特殊部隊は全員無事帰還したと言うことです。別のところで、女性子供の「人間の盾」は、うまく、避けて的な事を語っていましたが、本当なのでしょうか。怪しいものですね。

—————

2015年05月15日 22:36

American Hot Topics - 英会話リスニング

  • 更新頻度:週1回
  • Transcript:無し
  • 学習時間の目安:20~30分
  • 英語のレベル(TOEICスコア):~650
  • お勧め度:★★★★★

私は、日本語の会話が出てくるPodcast、日本人が英語を話すPodcastは基本的にはあまりお薦めしないのですが、これは、結構面白いです。Aaron(フロリダ州立大学卒)とJun(おそらくは純粋な日本人)の二人が、かたや英語、もう一方は専ら日本語を話すというバイリンガル方式で会話が進みます。

この二人の会話の成り立ち具合から判断して、ふたりともお互いの言語を完璧に理解していると思われます。二人の声が似ているので、担当する言語を入れ替えても会話が成立しそうです。

私が個人的にこのPodcastを奨める訳は、Junさんの声がかなり素敵でイケメンだから(顔は知らないけど)。あのソフトな語り口から判断して、きっとゲイだろうなと思っています。

それはさておき、全て英語のPodcastは未だ厳しいという方に、是非トライして欲しいPodcastですね。

—————